日本を代表する大都市というと、大半の方は東京だとイメージをされています。首都でもあるため、国内の経済・産業・政治のすべてがこの地点に集約をされているわけです。そして全国でまだ実施をされていない新しい行政サービスもいち早く取り入れており、そのひとつが葬祭です。日本では各家庭で宗派による形式の儀式を実施するのが、昔からの習わしでした。
例えば通夜・告別式なら家の一室に祭壇を用意して、家族だけでなく親戚や近所の方々を招くというわけです。このスタイルはあくまでも、昔の日本だからこそ通用をしていました。現代ではあまりにも時間効率も悪いので、大半の方が避けることは間違いがありません。そこで東京が考案をしたのが永代供養祭というものです。
一体どんな内容なのか、簡単に解説をしていきましょう。2001年から東京都が主導をしてスタートしたのですが、いわゆる合葬の意味合いを持つ法要です。都内の計5か所の都営墓地を利用する方にうち、納骨堂で眠っている方を対象にしているものになります。永代供養の良い点は、一見すると通常のフェスティバルの見えることです。
キッチンカーから屋台などが代々木公園に集結をしており、毎年3月と9月は約500万人の来場者でにぎわってきました。そのため永代供養のような重苦しい雰囲気は一切なく、若者も積極的に永代供養に参加をされているほどです。東京から今後は大阪や北海道にも広まっていく見込みです。