2000年以降から、国内では新しい供養のスタイルが確立をされました。それは以前のような家族全員で同じ墓に入るというものではなく、家族それぞれで希望する墓石を見つけて霊園に入るというものになります。さらに毎年実施をしている法事も最初で最後ということに取り決めるようになって、永代供養祭というもので完了をしました。東京で最初に考案をされて、いまでは全国的に一般化をしました。
どうして簡略化をされたのか、理由は核家族になっているからです。毎年親族全員が同じ寺に集まることは困難を極めており、決して実現をさせることはできません。そこで大手メモリアル会社では、永代供養による喪中を実施したわけです。東京には計4000件以上もの数でメモリアル会社があるため、真新しいサービスを用意しやすいということでした。
これから東京で永代供養をしようという方もいるでしょうが、どんな儀式になるのでしょうか。簡単にご紹介をしていきます。先ず指定された寺院で集まって黙とうをしたのち、精進料理を口に含みます。通常は仕出し弁当のスタイルですが、東京なら有名店のケータリングになるのが魅力ポイントです。
たとえばウナギや天ぷら・もり蕎麦などとなっており、約2万円の予算で十分対応が可能です。永代供養は一見るすると日本固有の法事のようですが、実はアメリカの合葬を参考にされました。家でパーティーをして弔うスタイルをアジア風にしたわけです。